こんにちは、教育担当の樋口です。

今日は、外国人に向けた入国後研修の一場面を紹介させていただきます。

ウェルグループの特徴は、演習シートという、介護の手順と声掛け例等を記載したシートを利用しています。日本語が苦手な子でも、配属後にある程度の声掛けができるように…という想いを込め、使いやすく覚えやすいシートになるよう、定期的に文言等を見直し新しくして使用しています。

UMUという学習アプリにも入れてあるので、いつでも確認できます。介護は技術ができれば良い訳ではなく、声掛けも同時に行わなければなりません。介護技術を覚えながら、声掛けも覚え…海外人材にとって、とても大変な作業です。

『先生、この言い方は良いですか？』と、自分で言いやすい言葉を選び、講師に確認します。それを、演習シートに書き込み、個々の演習シートを独自に進化させながらみんな一所懸命取り組んでいます。休憩時間も使って練習や質問をしてくるほど、熱心な子が多いので、必然的に講師陣も熱がこもります。

また、配属後すぐはまだ何もできないため、コミュニケーションの際は、『笑顔』と『優しい声』を心掛けるよう伝えています。できない事・分からない事もたくさんありますが、今できる事を最大限活かし、利用者様のため、配属先の皆さんや自分自身の成長のために、頑張って欲しいです。