2019年4月から老健に3名のベトナム人技能実習生を受け入れました。当法人は、すでに5名の女性ベトナム人留学生を受け入れていたこともあり、彼女達に日本人スタッフと技能実習生との橋渡し役になってもらうことができ、比較的スムーズに仕事に就いてもらえたと思います。

日常会話では、標準語で勉強されているので、関西弁や地元の方言、高齢者独特の言い方などで、理解できなかったり、申し送りの言葉の速さに聞き取れないときがあるなどの問題もありましたが、関西弁を標準語に言い直したり、介護や医療の専門用語をわかりやすく伝えることで、大きな問題には繋がりませんでした。

彼女達のおかげで現場の雰囲気も明るくなり、私達職員も仕事に対する姿勢や言動、言葉遣いを見直す良い機会になりました。長期間親元を離れて、寂しさを感じることもあるため、本人達の異変を少しでも早く察知し、メンタルケアに努められるよう、職員が一体となって、生活面と教育面のフォローをすることが必要不可欠だと考えています。